> スポンサー広告

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  • --.--.-- --:-- 
  • Comment(-) |
  • Trackback(-) |
  • URL |

> 未分類

金光翔「佐藤優氏への公開質問状」 

(金注※ 以下は、2009年2月25日付の内容証明郵便で早川清『週刊新潮』編集長宛てに送った、佐藤優氏への公開質問状である。早川編集長に、公開質問状を佐藤氏に渡すよう書いておいた。実際に送った質問状は、内容証明郵便の書式に則って書かれており、そのままでは読みにくいので、一部、英数字を全角から半角に直し、行間を空け、下線を引き、太字化した。ただし、文言に関しては、一切手を加えていない。)




                                                 2009年2月25日
佐藤優様
                                                        金光翔
                        
                         公開質問状

冠省
 以下の諸点について、質問いたしますので、2009年3月11日までのご回答をお願いいたします。
なお、この公開質問状および佐藤様からのご回答につきましては、私が運営するブログ「資料庫」(http://gskim.blog102.fc2.com/)にて公開させていただきたく思います。

 佐藤様は、「左右両翼からの批判について、公共圏で論じる必要がある問題提起には、投書への返信を含め、時間の許す範囲で誠実に対応してきたつもりである」(『世界認識のための情報術』金曜日、2008年7月刊、8頁)、『週刊金曜日』の「編集部経由で筆者に寄せられた照会についても、すべて回答している。筆者の反論に、批判者がどの程度、納得しているかわからないが、筆者としては誠実に回答しているつもりである。いずれにせよ、編集部を経由して、このような形で読者との双方向性が担保していることをうれしく思う」(同書、222・223頁)と書かれているので、よもや、こうした提案をお断りされることはあるまいと愚考いたします。

 また、質問項目数に関しても、佐藤様ご自身が、『AERA』2007年4月23日号掲載記事「佐藤優という「罠」」に関して、『AERA』記者に送られた「公開質問状」での65という質問項目数(大項目は27項目)に比べれば、大変少ないので、質問項目数が多すぎるとして回答しない、または、回答を遅らせる、といった対応をされることもあるまい、と考えております。
                                                         草々



質問1 『週刊新潮』2007年12月6日号掲載記事「佐藤優批判論文の筆者は「岩波書店」社員だった」および同記事での佐藤様の発言について>

 この記事では、私が『インパクション』第160号(2007年11月発売)に発表した論文「<佐藤優現象>批判」に関する、佐藤様の以下の発言が掲載されています。

「私が言ってもいないことを、さも私の主張のように書くなど滅茶苦茶な内容です。言論を超えた私個人への攻撃であり、絶対に許せません。そして、『IMPACTION』のみならず、岩波にも責任があります。社外秘の文書がこんなに簡単に漏れてしまう所とは安心して仕事が出来ない。今後の対応によっては、訴訟に出ることも辞しません」


質問1-1.このように佐藤様が発言されたのは、事実でしょうか。もし事実でないならば、どの点に相違があるのでしょうか。また、事実でないならば、報道の訂正を行なうよう、『週刊新潮』編集部に要求されたのでしょうか。

 以下、この記事での佐藤様の発言全体は実際の発言である、または、以下で引用する箇所の佐藤様の発言は実際の発言であるとして、質問させていただきます。


質問1-2.佐藤様が「言ってもいないことを、さも私の主張のように書」いたとされる箇所は、私の上記論文中の具体的にどの箇所でしょうか。


質問1-3.前問で佐藤様が挙げられる箇所が、単なる私の誤解ではなく、「言論を超えた私個人への攻撃」であるとご判断される根拠は何でしょうか。


質問1-4.佐藤様は、私の上記論文を「無茶苦茶な内容」と評するにあたり、その根拠として、上記論文が、佐藤様が「言ってもいないことを、さも私の主張のように書くなど」していることを挙げておられます。「など」と発言されているので、佐藤様が上記論文を「無茶苦茶な内容」と評される根拠としては、「言ってもいないことを、さも私の主張のように書」いたこと以外のものがあるということになります。その、佐藤様が「言ってもいないことを、さも私の主張のように書」いたこととは別の、私の上記論文を「無茶苦茶な内容」だと評される根拠は何でしょうか。


質問1-5.佐藤様は、「『IMPACTION』のみならず、岩波にも責任があります」と発言されていますが、『インパクション』の「責任」とは、具体的に何でしょうか。


質問1-6.佐藤様は、「岩波にも責任があります。社外秘の文書がこんなに簡単に漏れてしまう所とは安心して仕事が出来ない。今後の対応によっては、訴訟に出ることも辞しません」と発言されていますが、この場合の岩波書店の「責任」とは、具体的に何でしょうか。


質問1-7.佐藤様は、岩波書店について、「社外秘の文書がこんなに簡単に漏れてしまう所とは安心して仕事が出来ない」と発言されています。

 ここでの「社外秘の文書」とは、同記事で「岩波関係者」が、私が「社外秘のはずの組合報まで引用」したことを批判しているので、この「組合報」を指すと考えられます。では、佐藤様は、どのような根拠に基づき、岩波書店労働組合の「組合報」を「社外秘」であると断定されるのでしょうか。根拠が明示されない限り、企業の社内報ではない、一労働組合の「組合報」を「社外秘」だと断定されるのは、奇妙に聞こえます。


質問1-8.佐藤様は、「岩波にも責任があります。社外秘の文書がこんなに簡単に漏れてしまう所とは安心して仕事が出来ない。今後の対応によっては、訴訟に出ることも辞しません」と発言されています。

 私は、佐藤様がおっしゃるところの「社外秘の文書」である「組合報」、「岩波書店労働組合壁新聞」について、今後も、外部に公開用の文章で引用・利用することがありうることを岩波書店労働組合側に伝えていますし、私のそうした立場は、「首都圏労働組合特設ブログ」で私が執筆した「『週刊新潮』の記事について④:「岩波書店の社内問題」への矮小化」でも、公的に明らかにしています。

 岩波書店総務部長(取締役)小松代和夫氏は、「首都圏労働組合特設ブログ」を読んでいる旨を明言しているので、岩波書店労働組合経由での情報で元々知っているとは思われますが、岩波書店は、こうした私の立場を明確に認識していると断じてよいでしょう。

 『週刊新潮』の上記記事が掲載された後も、岩波書店労働組合が「壁新聞」の掲載をやめたという事実はなく、株式会社岩波書店が岩波書店労働組合に対して、「壁新聞」を廃止する等の措置を執った事実もありません。したがって、佐藤様からすれば、『週刊新潮』の上記記事が掲載されてから現在に至るまで、一貫して岩波書店は、「社外秘の文書がこんなに簡単に漏れてしまう所」であるはずです。

 ところが、佐藤様は、『週刊新潮』の上記記事掲載後に発売された、『世界』2008年3月号に、「『プーチン20年王朝』シナリオの綻び」という文章を執筆されており、また、『世界』2009年1~3月号では、「沖縄は未来をどう生きるか」という対談を、大田昌秀氏と行なっておられます。

 また、『世界』2008年5月号の巻末に掲載されている、岩波書店の「5月刊行予定の本」欄には、佐藤様と柄谷行人氏との共著で『国家の臨界――世界のシステムを読み解く――』という本が、同年5月28日に刊行される旨が記されています(実際には、どういうわけか現在まで刊行されていませんが)。なお、佐藤様が『ZAITEN』で連載されている「佐藤優の獄外日記」でも、同年2月に、柄谷氏との対談原稿に加筆・手直しを行なったこと、「柄谷行人夫妻、岩波書店の編集者と会食」を行なったことが記されています(『ZAITEN』2008年5月号)。

 また、佐藤様は、『金曜日』2008年4月11日号に掲載された、ご自身の連載「佐藤優の飛耳長目」では、沖縄戦集団自決裁判の第一審の「原告団が、『沖縄ノート』の内容に異議があるならば、版元の岩波書店を訪ね、議論をすればよい。筆者も岩波書店とは付き合いがあるが、岩波側は誠実に対応すると思う」と述べておられます。

 佐藤様は、「社外秘の文書がこんなに簡単に漏れてしまう所とは安心して仕事が出来ない。今後の対応によっては、訴訟に出ることも辞しません」と発言されており、そうした環境は、全く変わっていないにもかかわらず、なぜ、『世界』で執筆を続けられ、単行本刊行の準備も進められ、「岩波側は誠実に対応すると思う」などと発言されているのでしょうか。


質問1-9.佐藤様は、「今後の対応によっては、訴訟に出ることも辞しません」と発言されていますが、岩波書店はどのような法律のどのような条文に違反していたと認識されていたのでしょうか。


質問1-10.佐藤様は、「今後の対応によっては、訴訟に出ることも辞しません」と発言されていますが、なぜ前問でご提示される根拠に基づいて、岩波書店を告訴されなかったのでしょうか。


質問1-11.佐藤様は、「今後の対応によっては、訴訟に出ることも辞しません」と発言されていますが、「今後の対応」として、岩波書店側と佐藤様の間で何らかのやりとりがあったのでしょうか。


質問1-12.もし「今後の対応」として岩波書店側と佐藤様の間で何らかのやりとりがあったのだとすれば、それはどのような内容だったのでしょうか。


質問1-13.佐藤様が、「岩波側は誠実に対応すると思う」などと発言されている根拠は何でしょうか。


質問1-14.佐藤様は、私の論文「<佐藤優現象>批判」に関して、『週刊新潮』の上記記事で、「私が言ってもいないことを、さも私の主張のように書くなど滅茶苦茶な内容です。言論を超えた私個人への攻撃であり、絶対に許せません」と発言されているにもかかわらず、これまで私の論文に対して公的な形で反論を行なっておられないように思われます。これは私の誤解で、何らかの刊行物で、公的な形で反論を行なっておられるのでしょうか。


質問1-15.佐藤様がもし何らかの刊行物で私の論文への反論を行なっておられるのでしたら、私が「<佐藤優現象>批判」の論文のプロフィール欄で公開しているメールアドレスや、『インパクション』編集部等のルートを使って、私に反論を行なったことを通知することはいくらでも可能であるにもかかわらず、今日に至るまで、私への通知を行なわれなかったのはなぜでしょうか。


質問1-16.もし佐藤様が、これまで私の論文に対して公的な形で反論を行なっておられないのであれば、それはなぜでしょうか。


質問1-17.佐藤様は『ZAITEN』2008年7月号の記事で、以下のように、2008年4月23日のご活動について記されています。

「4月23日(水)/晴れ/学士会館の中華レストラン「紅楼夢」で和田春樹東京大学名誉教授と意見交換。金光翔氏(岩波書店社員)の『インパクション』誌に掲載された「<佐藤優現象>批判」なる論文について。『インパクション』誌の編集方針に小生に対する特段の偏見はないという認識で一致。」
 
 私の論文に関して、佐藤様と和田氏の間で行なわれた「意見交換」の内容は、どのようなものだったのでしょうか。少なくとも、そこで話された佐藤様の私の論文に関する「意見」については、是非お答えいただきたく思います。


質問1-18.『週刊新潮』の上記記事に関して『実話ナックルズRARE』第1号(2008年10月売)は、佐藤様が、懇意の『週刊新潮』の記者(私にメールを送ってきた、荻原信也記者だと思われますが)に書かせた旨を、佐藤様を知るというマスコミ関係者の発言を引きながら報じています。また、『中央ジャーナル』203号(2008年11月25日発行)の「佐藤優が岩波書店社員を恫喝」なる記事でも、『週刊新潮』の上記記事について「佐藤が「なじみの『週刊新潮』記者を使い、コメントを装って「岩波にも責任がある」と恫喝」したと書かれています。

 また、『インパクション』の深田編集長からも、『週刊新潮』の同記事は、佐藤様が『週刊新潮』のご友人の記者に、「<佐藤優現象>批判」の著者である私が岩波書店社員であることなどを、ある岩波書店社員から佐藤様が聞かれた話として、お伝えされたことが発端であったらしいと伺っています。深田編集長は、このことを、佐藤様ご自身から聞いたとのことです。

 『週刊新潮』の同記事で、記者に初めに情報を提供したのが佐藤様であるという、上記の報道および証言は、事実でしょうか。


質問1-19.『週刊新潮』の上記記事は、私が「首都圏労働組合特設ブログ」で指摘しているように、私の名誉を毀損する虚偽の記述を含んでいます。『週刊新潮』の記者に初めに情報を提供したのが佐藤様であるという、前問で挙げた報道および証言が事実であるならば、佐藤様にそうした情報を伝えた岩波書店関係者とは、具体的に誰(もしくは誰々)でしょうか。当人に直接確認したいので、氏名をお答えください。



質問2 2008年1月20日における佐藤優様・安田好弘氏・深田肇『インパクション』編集長の会合について>

 佐藤様は、安田好弘氏を介して、『インパクション』の深田肇編集長と、2008年1月10日に会合(以下、1月の会合)を持たれました。佐藤様ご自身も、『ZAITEN』2008年3月号で、1月10日に「深田卓『インパクション』編集長と意見交換」を行なったと記されています。

 大変遺憾なことに、『インパクション』の深田編集長が、この会合で話し合われた内容を、論文の筆者たる私にほとんど伝えて下さらないため、会合内容の詳細について、私は存じ上げません。


質問2-1.佐藤様が、私への反論を行なうことなしに、『インパクション』の深田編集長と安田弁護士を介して会合されようとされたのは、なぜでしょうか。


質問2-2.1月の会合で、佐藤様は、私の論文に関してどのようなお話をされたのでしょうか。


質問2-3.1月の会合で、佐藤様が私の論文に関してお話された内容は、今日に至るまで、佐藤様からは公的な形で明らかにされていないと思われます。これは私の誤解で、何らかの刊行物で、公的な形で明らかにされているのでしょうか。


質問2-4.もし佐藤様が、1月の会合で私の論文に関してお話しされた内容を公的な形で明らかにしておられないならば、それはなぜでしょうか。



質問3.『SPA!』2008年12月9日号(12月2日売)掲載記事「佐藤優のインテリジェンス職業相談 第三回」について>

 佐藤様は、この記事で、小林よしのり氏を想定していると思われる「大林わるのり」が佐藤様に相談されるという形式の「フィクション」を書かれています。

 そして、そこで「大林わるのり」に、「「言論封殺魔」がやってきて、あらゆる雑誌編集部に手を回しているのでわしの素晴らしい原稿が日の目を見ない」、また、「言論封殺魔」を批判した漫画で、「すこし「飛ばし」(事実でない記述をすること)てしま」ったため、「事実誤認で「言論封殺魔」から損害賠償請求をされるのではないか?そのことを考えると心配で夜も眠れない」と、佐藤様に相談させています。

 そして、ここでの「事実誤認」の一例として、佐藤様は、「大林わるのり」に、以下のように言わせています。

「「言論封殺・弾圧を詳細に報告している」とある労働組合のブログを紹介したが、この労働組合が委員長、書記長の名前、住所、電話番号もわからないユウレイ組合だったのだ」

 ここでの「ある労働組合」とは、上の記事において、佐藤様が「本職業相談は、『SAPIO』11月26日号(小学館)に掲載の「ゴーマニズム宣言」第36章を題材にしたフィクション」と記述している以上、『SAPIO』の当該記事で言及されている「首都圏労働組合」を指します。


質問3-1.佐藤様はここで、「大林わるのり」の言葉を借りて、首都圏労働組合を「ユウレイ組合」であるとされていますが、そのように規定される根拠は何でしょうか。


質問3-2.「「言論封殺・弾圧を詳細に報告している」とある労働組合のブログを紹介したが、この労働組合が委員長、書記長の名前、住所、電話番号もわからないユウレイ組合だったのだ」という文章を読む限り、佐藤様は、首都圏労働組合が「委員長、書記長の名前、住所、電話番号もわからない」からこそ、「ユウレイ組合」である、と主張されているように思われます。ここでの「委員長、書記長の名前、住所、電話番号もわからない」とは、具体的にどういった意味でしょうか。インターネット上でそうした情報が公開されていない、ということでしょうか。それとも、首都圏労働組合が、そうした情報を外部に一般的に公開していない、ということでしょうか。


質問3-3.「委員長、書記長の名前、住所、電話番号もわからない」とは、首都圏労働組合が外部に一般的にそうした情報を公開していないことであるという意味であるとすれば、佐藤様は、どのようにして、そのように断定される根拠を得られたのでしょうか。


質問3-4.「委員長、書記長の名前、住所、電話番号もわからない」という佐藤様のご認識は、「首都圏労働組合に実体があると判断する、規約などの材料を自分たちは持ち合わせていない」という、岩波書店側の首都圏労働組合に対する主張に非常に似ている(ただし、岩波書店は首都圏労働組合とのやりとりにおいて、「委員長」「住所」は認識しているはずですが)ように思われます。

 佐藤様が首都圏労働組合について「委員長、書記長の名前、住所、電話番号もわからないユウレイ組合」と断定されたのは、岩波書店上層部から佐藤様が、首都圏労働組合は「ユウレイ組合」だと直接伺われたからなのでしょうか。


質問3-5.佐藤様が首都圏労働組合を「ユウレイ組合」と断じられる根拠が、岩波書店上層部から直接佐藤様が伺われた情報ではなく、第三者を経由した伝聞の形で、間接的に得た情報であったとするならば、なぜ、そうしたあやふやな伝聞をもとに、首都圏労働組合を「ユウレイ組合」と断じられたのでしょうか。


質問3-6.首都圏労働組合は、「首都圏労働組合特設ブログ」において、メールアドレスを明示しているにもかかわらず、佐藤様は首都圏労働組合を「ユウレイ組合」だと断じられるに際して、事前または事後に、質問・確認を一切行なわれていません。これは、なぜでしょうか。
                                                         
                                                         以上
  • 2009.02.26 00:00 
  • Comment(-) |
  • Trackback(-) |
  • URL |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。